― 年代等について ― 1960年にイギリスで仕立てられたタキシードジャケットです。 内ポケットのラベルからビスポーク（オーダーメイド）であることが確認できます。 非常に珍しい夏用のタキシードジャケットで、特にイギリス製の物は滅多に出会えません。 残念ながら裏地の汚れや細かな虫食い等が見受けられますが、 正式な形での着用であれば見えない箇所である上、充分にお直し可能でしょう。 生地自体はハリコシがしっかり残った素晴らしい状態で経年を全く感じさせません。 （撮影の都合上、通常のシャツとネクタイを使用しております。） 男らしさの象徴である肩、胸にゆとりを持たせ、それを強調する為にグッと絞られたウエスト。 この特徴的なシルエットはイングリッシュドレープと呼ばれ、 製法が確立されたばかりの1930年代～40年代のものは 現代のそれと比較するとより顕著で、とても美しい曲線を描いています。 こちらの一着は1960年の仕立てではあるものの、40年代後期～50年代初頭頃のスタイルで仕上げられている印象を受けます。 その為ウエストシェイプはやや控えめですが、それを中心に生み出される美しいシルエットからは、イングリッシュドレープ最盛期の職人がまだまだ健在だったことが窺えます。 ― 生地感と色味 ― 夏物という事もあり、イギリス製ヴィンテージとしては比較的薄手でサラッとしています。 しっかりとしていながらも柔らかく、軽い印象を受ける非常に良質な質感。 そこから生まれる雰囲気やシルエットは近年物では味わえず、 ヴィンテージならではの素晴らしさが詰まったとても良い生地です。 色味は白系ではあるもののやや黄色みがかっており、オフホワイトやクリームと表現するのが適切でしょう。 ― 実寸 ― - ジャケット 肩幅: 45.5cm 身幅: 51.5cm （脇下から脇下） 腹囲: 47.5cm （最も細い辺り） 袖丈: 60cm （本切羽の為、調整不可） 着丈: 74cm 上記は平置きの実寸です。 素人採寸ですので、若干の誤差はご了承下さい。 サイズの確認方法は、お手持ちのスーツ等を平置きで計測し、比較して頂くのが最も確実です。 サイズ間違いでの返品は原則受け付けておりませんのでご注意ください。 本切羽の為、袖丈はほとんど調整できないものとお考えください。 ― コンディション ― 生地自体はハリコシがしっかりと残っておりますが、複数の虫食いと汚れが見受けられます。（写真8枚目） 状態は写真と併せてご確認ください。 ― 注意事項 ― ネクタイ、シャツ等の小物は撮影用ですので、付属致しません。 外干しやスチーム等、簡易的なケアは行っておりますが、古着特有の臭いが残っている場合がございます。 また、ヴィンテージという性質上、見落としてしまった虫食いや細かいほつれ等の小さなダメージがある場合がございます。 あまりに大きなダメージの見落としがある場合や、見落としがあまりに多い場合、説明文との著しい相違がある場合を除き、 クレーム、返品等は承りかねますので、あらかじめご了承ください。 万が一届いた商品に思うところがございましたら、お気軽に御相談ください。 可能な限り柔軟にご対応致します。 その他ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

― 年代等について ― 推定1950年～60年代にドイツの老舗帽子メーカー WEGENERで作られたヴィンテージホンブルグハットです。 40年代以前と比較してやや低めのクラウンや、短めのブリム（ツバ）が年代を象徴するデザインとして現れています。 現代のハットと比べるとかなり厚手で良質なフェルトが使われており、ハリがありながらもしっとりとしなやかな質感を持っています。 リボンやブリムの縁取りに用いられているのも恐らくシルクでしょう。 表記59cmと稀少な大きめのサイズかつスタンダードで扱いやすい黒のお品ですので、お探しの方はこの機会にぜひご検討ください。 中折れ部分はオープンクラウン仕様なので自由に形を作る事が出来ます。 （写真 6枚目） 写真では多少折り癖が残っていますが、アイロンのスチームや沸かしたヤカンの蒸気を当てることでまっさらな状態に成形し直すことができます。 ― コンディション ― ほとんど使用感もなく、奇跡的に良好な状態です。 唯一、裏地全体に黄色いシミがうっすらと見受けられます。（写真 9枚目） それもあまり目立たず、しっかり見ないと気がつかない程度だと思います。（写真では確認用のため見えやすいように撮影しています。） ― 実寸 ― 表記サイズ: 59 内周: 58cm ブリム幅: 6.5cm クラウン高さ: 14cm (オープン時) リボン幅: 3.8cm 素人採寸ですので、若干の誤差はご了承下さい。 サイズの確認方法は、お手持ちの帽子を計測し、比較して頂くのが最も確実です。 サイズ間違いでの返品は原則受け付けておりませんのでご注意ください。 ― 注意事項 ― ネクタイ、シャツ等の小物は撮影用ですので、付属しません。 外干しやスチーム等、簡易的なケアは行っておりますが、古着特有の臭いが残っている場合がございます。 また、ヴィンテージという性質上、虫食いや細かいほつれ等の小さなダメージを見落としてしまう場合がございます。 見落としがあまりに多い場合や、あまりに大きなダメージの見落としがある場合、説明文との著しい相違がある場合を除き、クレーム、返品等は承りかねますので、あらかじめご了承ください。 万が一届いた商品に思うところがございましたら、お気軽に御相談ください。 可能な限り柔軟にご対応致します。 その他ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

― 年代等について ― 推定 1960年代の後期頃から70年代にイギリスの老舗テーラーDunn&Coによって仕立てられたコートです。 Dunn&Coは1887年創業の超が付く老舗テーラーですが、1960年代から70年代頃が最盛期だったようで、ヴィンテージ好きの間ではその年代のツイードジャケットでお馴染みです。 こちらのコートもその年代のもので、60年代-70年代によく見られるお馴染みの赤いラベルが付けられています。 衣類の品質は70年代頃からグッと低下するように感じるのですが、こちらの一着はまだ品質が落ちる前の物のようで、ヴィンテージ特有の高級感が十分に感じられます。 全体的に良質な生地感、仕立ての丁寧さは現代のものより圧倒的に優れており、そのクオリティに慣れてしまうと現代ものは着られません。 ウールの密度も現代のものとは比較にならないほど高いため、非常に暖かいです。 ヴィンテージの中でも比較的現代に近い感覚のデザインなので、ビジネスからフォーマルシーンはもちろんカジュアルシーンまで活躍する、とても着回しやすい一着だと思います。 ― コンディション ― 表生地に特筆すべきダメージや汚れは特に見当たらりませんが、裏地等に数ヶ所ダメージがございます。 まず、右ポケット内に大きな裂けがございます。（写真10枚目 左上） そして第三ボタンが無くなっている（写真10枚目 左下）のと、第一、第二ボタンホールに解れが見受けられます。 ボタンホールの解れに関してはとりあえず着用に支障は無さそうですが、近いうちにお直しに出されることを視野に入れる事をお勧め致します。（写真を撮り忘れてしまいました。後日追加致します。） また、首裏地辺りのループが切り取られてしまっているのと、裏地の左肩辺りに小さな穴がございます。（写真10枚目 右下） 以上、いくつかお直しが必要な箇所はございますが、いずれも修復が難しいものではなく、年代を考慮すれば十分に良好なコンディションと言って差し支えないでしょう。 ― 生地感と色味 ― 色はチャコールグレーで、所々白い毛が織り込まれています。 生地は起毛仕上げで、非常に厚くしっかりとした生地でありながらも、しっとりと柔らかく、しなやかさも兼ね備えた極上の生地です。 その質感から醸し出される重厚感や高級感を肌で感じ取る事が出来ます。 ― 実寸 ― 肩幅 44.5cm 身幅 55cm (脇下から脇下) ウエスト 53cm （第一ボタンの少し下 最も細い辺り） 袖丈 64.5cm 後ろ身丈 100.5cm 上記は平置きの実寸です。 素人採寸ですので、若干の誤差はご了承下さい。 サイズの確認方法は、お手持ちのコート等を平置きで計測し、比較して頂くのが最も確実です。 サイズ間違いでの返品は承りかねますのでご注意ください。 袖丈は直し屋さんへご依頼して頂ければ詰めることが可能です。 その際には後世のため、出来るだけ生地を切らずに直して頂けたら嬉しいです。 ― 注意事項 ― ネクタイ、シャツ等の小物は撮影用ですので、付属しません。 外干しやスチーム等、簡易的なケアは行っておりますが、古着特有の臭いが残っている場合がございます。 また、ヴィンテージという性質上、虫食いや細かいほつれ等の小さなダメージを見落としてしまう場合がございます。 見落としがあまりに多い場合や、あまりに大きなダメージの見落としがある場合、説明文との著しい相違がある場合を除き、クレーム、返品等は承りかねますので、あらかじめご了承ください。 万が一届いた商品に思うところがございましたら、お気軽に御相談ください。 可能な限り柔軟にご対応致します。 その他ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

― 年代等について ― 1838年創業 アメリカの老舗ハッター KNOX の高級ライン、KNOX PREMIERのヴィンテージカンカン帽です。 推定1950年代～60年代最初期頃のものではないかと思います。 この年代の最も大きな特徴はブリム (ツバ)が狭めのデザインになっているところですが、実は20年代～30年代初頭にも同様のカンカン帽が時たま見受けられます。 織りや製造法も20年代頃から多く見られる物とほとんど変わっておらず、クラシカルな装いとして幅広く着用できるようなお品ですね。 フォーマルからカジュアルまで様々なシーンで着用されていた黒リボンなのも嬉しいポイントです。 表記サイズは7 1/8 (57cm)で、内周の実寸は約56.2cmです。 とはいえ、ヴィンテージのカンカン帽はかぶり口が硬いので形の融通がほとんど利きません。 下記縦横の長さも踏まえてご検討頂けたらと思います。 カンカン帽は現代でも多種多様の物が製造、販売されていますが、ヴィンテージのカンカン帽は当時ならではの独特な織り方で作られており、そこから生まれるビジュアルや質感はヴィンテージ物の大きな特徴の一つです。 その当時ならではの織り方も様々な種類が存在していますが、この織り方は20年代～60年代頃までの物に多く見られる、ヴィンテージカンカン帽としてはスタンダードなデザインです。 ヴィンテージらしいしっかりとした個性がありながらも主張しすぎない、絶妙なデザインだと思います。 現代では世界中どこを探しても当時の織り方は再現されておらず、半世紀以上も前の職人達による丁寧な仕事や、現代には受け継がれていない技術、当時ならではの高い芸術性を肌で感じ取ることができます。 ― コンディション ― 状態は非常に良好で、特筆すべき汚れやダメージはないと言っても差し支えないでしょう。 特にリボンはピカピカで、まるで新品のようです。 強いて言えばブリムの縁が数ヶ所小さく欠けているのと、ブリム全体のトゲトゲが使用に伴って少し丸くなっているかなという印象を受けます。（写真9枚目） 年代を考慮すれば奇跡的に良好なコンディションです。 状態は写真と併せてご確認ください ― サイズと実寸 ― 表記はUSサイズで7 1/8 (57cm) かぶり口 縦: 20cm かぶり口 横: 16.5cm クラウン高さ: 9.6cm ブリム幅: 4.5cm あくまで素人採寸なので、多少の誤差はご了承ください。 ― 注意事項 ― 写真内にはカンカン帽以外にディスプレイのための小物が写っていますが、出品はカンカン帽のみですのでご注意ください。 また、ヴィンテージという性質上、虫食いや細かいほつれ等の小さなダメージを見落としてしまう場合がございます。 見落としがあまりに多い場合や、あまりに大きなダメージの見落としがある場合、説明文との著しい相違がある場合を除き、クレーム、返品等は承りかねますので、あらかじめご了承ください。 万が一届いた商品に思うところがございましたら、お気軽に御相談ください。 可能な限り柔軟にご対応致します。 その他ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

イギリス製のヴィンテージカンカン帽です。 非常に密度のある作りで、品質と実用性を兼ね備えた素晴らしい作りです。 カンカン帽は現代でも多種多様の物が製造、販売されていますが、ビンテージのカンカン帽は当時ならではの独特な織り方で作られており、そこから生まれるビジュアルや質感はビンテージ物の大きな特徴の一つです。 その当時ならではの織り方も、多く見られるものから滅多に見られないものまで様々な種類が存在しています。 現代では世界中どこを探しても当時の織り方は再現されておらず、半世紀以上も前の職人達による丁寧な仕事や、現代には受け継がれていない技術、当時ならではの高い芸術性を肌で感じ取ることができます。

イギリス製のヴィンテージカンカン帽です。 非常に密度のある作りで、品質と実用性を兼ね備えた素晴らしい作りです。 カンカン帽は現代でも多種多様の物が製造、販売されていますが、ビンテージのカンカン帽は当時ならではの独特な織り方で作られており、そこから生まれるビジュアルや質感はビンテージ物の大きな特徴の一つです。 その当時ならではの織り方も、多く見られるものから滅多に見られないものまで様々な種類が存在しています。 中でもこの織り方は珍しく、めったに見かけません。 大変珍しい品だと言えるでしょう。 現代では世界中どこを探しても当時の織り方は再現されておらず、半世紀以上も前の職人達による丁寧な仕事や、現代には受け継がれていない技術、当時ならではの高い芸術性を肌で感じ取ることができます。 リボンは近年交換されているように見えます。